さて、前回まではフルメタル・パニック！第二期アニメ作品『フルメタル・パニック？ふもっふ』をレビューしてまいりました。
つい最近フルメタ第三期アニメの発表もあったことですし、ここで第一期アニメの方を語っていくことにします。

フルメタアニメがあると知ってかなり後、どこにもないのでDVD買おうかなーなどと思ってたら
一番近所のビデオ屋で見つかりました。はじめて動くフルメタキャラを見たときのあの感動は忘れないです…

ところで。
これを読んでいる皆さんはおそらくご存知でしょうが、フルメタという作品はシリアスな軍事サスペンス（？）主体の長編、
ギャグと学園ラブ※を主体とする短編の二種類があり成り立っています。
これを初心者が簡単に見分ける点は、小説の題名が「？」で終わっているのが短編、そうでないのが長編ということ。
上級者くらいにになると、数行だけ読んでもこの違いがわかります。

個人的な位置づけ：
宗介がかっこよく見える→長編
宗介がボケている→短編

話がそれましたが、フルメタ第一期アニメ「フルメタル・パニック！（以下、無印と呼びます）」は長編が主体です。
もし興味がわいた方、なんとなく懐かしくなった方はビデオ屋にでも行って漁ってみては？

ちなみに、これは「ふもっふ」と比べるとかなりテイストが違います。
ストーリーはもちろんですが、監督と制作元が違うので絵柄、演出などにかなり差異が見られます。
私は、演出的にはふもっふ、絵柄的には無印のがすきなのですが…
これは個人個人によって差があることと思います。・

愛ゆえに偏った意見があるかもしれませんが、
どうかおゆるしをー。

とりあえず今回はさわりということで第一話を。




第一話：「気になるあいつは軍曹（サージェント）」
千鳥かなめの護衛のために、軍事組織『ミスリル』の傭兵・相良宗介が陣代高校に潜入、
のちにいろいろと暴走して、パイプ椅子を引きずってセーフハウスに帰宅するシーンまでが第一話です。


アニメ版でのオープニングは、宗介が人型兵器のASに乗ってウィスパード少女を助けるシーン。
主人公が彼でよかったと、本気で思いました。かっこよすぎる…！！！
なんというのか、炎をバックにして揺らめいてるロボットとかBGMとかが最高です。
ウィスパード少女を乗せた車が爆撃されるところなどは、小説の描写とかなりイメージ合っていてびっくりした気が。

その後はボケボケボケボケツッコミツッコミツッコミツッコミ、あと呆れなどが織り交じってわりと軽快なノリ。
えー、さすがWOWWOW。水が一リットル入るゴム袋のシーン、よくぞ出してくれました。
あの宗介の勝ち誇った顔が…！！

そしてクルツ（三木眞一郎さん。声合いすぎ）のAS発進、かなめさんの美人度がかなり明らかになるシーン。
そういえば、宗介は関智一さん、かなめは犬夜叉のかごめの人（名前忘れた）だったと思うんですが違和感はあまり感じませんでした。
マオもカリーニンも、恭子も、神楽坂先生とかもかなりしっくりきてました。個人的に。
違和感といえば、妙に宗介が表情豊か（よく微笑む）なのとぱんちらが多いこと。
小説から入ると、こう感じるものなのでしょうねー。後者は別として！

で、最終的に宗介は女子更衣室に侵入して女子ソフトボール部のリンチに遭い、パイプ椅子をひきずって帰宅します。
かなめにスリーパーホールドかけられて石みたいになってるところがとても好きだ…

ところで、アニメといえば必ずOP・EDが存在するわけですが。
オープニング、エンディング曲ともになかなかよかったです。
よく聞いてみると、どちらも歌詞が深いのです。現在連載中の長編知ってる方は、聴いてみるといいかもしれません。
この曲、なにげにELT関わってたりするんですね。すごいです。




今回は、とりあえずこのくらいで！
次回からもじみ〜にレビューしていきます。



２００４年８月某日　　クロギュ



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