はばたき



小脇にあった机を抱えて、千鳥かなめ――”エンジェル”は空高くはばたいた。

「だから何度言ったらわかるのよあんたはぁぁああ!!

ドゴブシャアアアアァー

「ぐふっ」

遠のく意識の中にぼんやりと見えた、幻覚。
返り血にまみれたその羽はまるで悪魔のそれだった。




***

包帯まみれの宗介が言った。

7「・・・やはりあのコードネームはやめたほうが」
6「黙っとけ、ソースケ」





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